佐野ラーメン いってつの塩ラーメン@佐野市駅 栃木県
まるこです。
今回はちょっと遠出です。
栃木県まで足をのばしましたよ。
というもの、栃木県足利市のフラワーパークに行って来ました。
この時期、藤の花が綺麗だから、とのことです。
こんな感じ。
フラワーパークに行くと、運気が上がるらしいです。
すごくきれいでしたよ。
そしてこのフラワーパーク、時期によって入場料が違うらしいです。
もちろん現在は最高値!
と、まあ、それは置いといて。
今回はランチにいただいた佐野ラーメンのいってつというお店のご紹介です。
地元の知人に勧められて行ってまいりました。
佐野ラーメン「いってつ」の塩ラーメンを堪能して
佐野市にある人気のラーメン店「いってつ」で、今回は塩ラーメンをいただきました。
佐野ラーメンといえば、青竹打ちの縮れ麺と澄んだスープが特徴的ですが、塩味のバリエーションはどのような個性を見せてくれるのか、興味津々で一杯を味わいました。
その感想をじっくりと記載していきます。
店舗の雰囲気と立地
「いってつ」は、佐野市の主要エリアからもアクセスが良く、ドライブ途中に立ち寄るのにも便利な立地です。
店舗の外観はシンプルでありながら、温かみのある雰囲気が漂い、初めてでも気軽に入れる佇まいです。
訪れた際、ちょうど昼時だったため多くの地元客や観光客で賑わっていました。
はい、めちゃくちゃ並びます。
日差しが強い中、何度もとろけそうになりました(笑)
そして、40分位してからようやく案内されました。
早速、暖簾をくぐりましょう。
店内は木の温もりが感じられる内装で、明るく清潔感があります。
カウンター席とテーブル席、そしてお座敷の席まであり、一人でもグループでも、家族連れでの利用しやすい作りになっています。
店員さんの活気ある声や丁寧な対応も印象的で、心地よく過ごすことができました。
塩ラーメンの特徴と味わい
メニューは至ってシンプルです。
私はね、醤油ラーメンが好きなんです。
そして、塩ラーメンはどちらかというと苦手な部類。
ですが、今回注文したのは、塩ラーメンです。
いってつの塩ラーメンを一回食べてみて、という強いすすめです。
こちら、塩ラーメン。
見た目は非常にシンプルながら、どこか洗練された美しさを感じさせる一杯でした。
トッピングにはチャーシュー、ネギ、青さ海苔、メンマといった定番の具材が載っています。
スープは透明感のある淡い黄金色で、塩ラーメンならではの上品な仕上がりです。
スープ
スープを一口飲んだ瞬間、驚かされたのはその深い旨味。
塩ラーメンにありがちな「薄い」というイメージは一切なく、鶏ガラや豚骨から取られたベースに昆布や魚介の旨味が加わり、非常に奥深い味わいが感じられます。
塩の加減が絶妙で、過度な塩辛さはなく、むしろスープ全体の風味を引き立てています。
いやいや、これ、いいですね。
塩ラーメンの概念が入れ替わったような衝撃です。
また、軽やかで飲みやすいスープでありながら、しっかりとしたコクがあり、何度も口に運びたくなるような後引く美味しさがありました。ほんのりと香る柚子や胡椒のような香りもアクセントになっており、爽やかな風味が全体のバランスを整えています。
ちなみに心配だったので醬油ラーメンも注文しています。
おお、こちらも美味しいですね。
というか、醤油も塩もいい感じよ。
おそらくこのスープのだしが美味しいんでしょうね。
麺
塩ラーメンに合わせた青竹打ちの縮れ麺は、やはり絶品でした。
手打ちならではの不揃いな太さが、食感に変化を与え、一口ごとに新鮮さを感じさせます。
モチモチとした弾力のある食感と、小麦の香ばしい風味がスープと絶妙に絡み合い、スープの塩味と麺の甘みが見事に調和していました。
麺自体がスープの味をしっかりと吸い込みつつ、主張しすぎないバランス感覚が見事です。
青竹で打たれた麺の特徴的な食感は、塩ラーメンの軽やかなスープと驚くほど相性が良く、食べ進めるほどにその魅力が増していきました。
トッピング
トッピングにも妥協がなく、どれも丁寧に調理されているのが分かります。
チャーシューは薄切りながらもしっとりとした柔らかさがあり、脂身の甘みと赤身の旨味が絶妙なバランスでした。
スープに浸してから食べると、さらに柔らかくなり、口の中でほどけるような食感を楽しめます。
青さ海苔は鮮度が良く、シャキシャキ感が残る茹で加減で、塩味のスープに自然な甘みをプラスしていました。
ネギの風味もさっぱりとしており、塩ラーメン特有の繊細な味わいを引き立てる重要な役割を果たしています。
サイドメニュー:餃子
ラーメンと一緒に追加注文した餃子も、期待以上の美味しさでした。
焼き目が香ばしく、中の餡はジューシーで、野菜と肉のバランスが絶妙です。
にんにくの風味がほんのり効いており、ラーメンのあっさりとした味わいに良いアクセントを加えてくれました。
餃子の皮は厚すぎず薄すぎず、程よいもちっと感があり、一口で味わい深さを堪能できる仕上がりです。
特製の酢醤油ダレをつけて食べると、爽やかさと旨味がさらに引き立ちました。
餃子単体でも満足感のある味わいでしたが、塩ラーメンとの組み合わせは特におすすめです。
ちなみにこの後、耐え切れずに餃子の追加と共にごはんを注文しています。
やばいですね。
さすがはおすすめされただけあって大満足でした。
サービスと全体の印象
「いってつ」の塩ラーメンは、佐野ラーメンの特徴を活かしつつ、塩味のスープに合わせた繊細なバランス感覚が光る一杯でした。スープ、麺、トッピングのどれをとっても丁寧に作り込まれており、ラーメン全体から店主のこだわりと愛情が伝わってきました。
店員さんの親切な対応や、清潔で居心地の良い店内も大きな魅力です。
地元の方々に愛される理由がよく分かる温かみのあるお店で、観光客として訪れる方にも自信を持っておすすめできる名店です。
総評
「いってつ」の塩ラーメンは、佐野ラーメンの伝統を大切にしながらも、塩スープの特性を活かした洗練された一杯でした。
澄んだスープの優しい旨味と、手打ち麺のモチモチ感が織りなす調和は、他では味わえない特別な美味しさです。
私の中での塩ラーメンの概念がひっくり返されました。
ちょっと、他のお店でも今後は塩ラーメンを試してみようと思います。
ラーメン単品で満足感が高いのはもちろん、餃子とのセットでさらに楽しみが広がるのもポイントです。
佐野ラーメンの新たな魅力を発見できる「いってつ」は、ぜひまた訪れたいと思わせるお店でした。
次回はそれこそ苦手分野の辛いラーメンにも挑戦してみたいと思います!
ごちそうさまでした。
ありがとうございました。
佐野ラーメン いってつ(一徹)
住所:
栃木県佐野市高萩町1201-7
電話番号:
0283-24-2465
予約:
不可
営業時間:
11:00 – 19:30
※受付開始は10:30から
スープがなくなり次第終了
定休日:
火曜日
最後に、フラワーパークの夜の様子をのせて締めくくり。
本当に綺麗でした!