夏下冬上 札幌で、朝食「ほっけのひつまぶし」を堪能
札幌市内にある和食店「夏下冬上」は、北海道の食材を丁寧に生かした料理を提供することで知られています。
その独特な店名には、季節を大切にした料理を提供するという思いが込められており、四季折々の味わいが楽しめる名店です。
今日はその朝食メニューの中でも、特に人気の「ほっけのひつまぶし」を堪能してきました。
北海道の素材を生かしたこの一品について、感想をまとめてみます。
店舗の雰囲気と朝食時間の魅力
夏下冬上は、札幌市の中心部に位置するにもかかわらず、静かで落ち着いた雰囲気を持つ和食店です。
店内は洗練された和のデザインが特徴的で、木の温もりを感じられる上質な空間が広がっています。
訪れたのは朝の時間帯で、ゆったりとした雰囲気の中、静かなひとときを過ごすことができました。
朝食は限られた時間帯での提供ですが、その特別感と丁寧に作られたメニューが魅力です。
観光や仕事の前に立ち寄るのにも最適で、北海道ならではの贅沢な朝を楽しむことができます。
というよりも、ホッケのひつまぶしがあるから、ということと、温泉があるため、最終日はここの旅館に宿泊しました。
ベットが低いのでお部屋が広く見えますね。
ちなみに温泉旅館、という名前もあり、温泉も素晴らしかったです。
右下、英語と韓国語でしょうか?
いろんな国から来るのでしょうね。
「ほっけのひつまぶし」の構成と味わい方
そんな由縁さんの朝食会場がこちらの夏下冬上です。
ここの「ほっけのひつまぶし」は、一品の中でさまざまな味わいを楽しむことができる贅沢な朝食メニューです。
以下にその構成と味わい方を詳しくご紹介します。
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- 第一段階:そのまま楽しむ
最初は、ほっけの身と北海道産のご飯をそのままいただきます。
ほっけは香ばしく焼き上げられており、脂がしっかりと乗った身がふわっとほぐれます。
ご飯は地元産のブランド米を使用しており、粒立ちが良く、ほっけの旨味をしっかりと受け止める絶妙な炊き加減です。 - 第二段階:薬味で味変
続いて、添えられた薬味を加えて味の変化を楽しみます。
薬味には刻み海苔、山葵、大根おろし、万能ねぎなどが用意されています。
特に山葵の爽やかな風味とほっけの脂のバランスが素晴らしく、ご飯がどんどん進みます。
薬味を加えることで、同じ料理がまるで別の一皿のように感じられる工夫が凝らされています。
しかも彩りもとても綺麗でした。 - 第三段階:出汁をかけてお茶漬けに
最後は、昆布と鰹節をベースにした特製の出汁をかけて、お茶漬けとしていただきます。
この出汁がまた格別で、出汁の香りとほっけの風味が調和し、朝にぴったりの優しい味わいです。
さらさらと食べられるお茶漬けスタイルは、胃に優しく、締めに最適な一品でした。
- 第一段階:そのまま楽しむ
北海道らしさを感じる素材と調理
この「ほっけのひつまぶし」で特筆すべきは、素材の良さを引き出す調理技術です。
北海道産のほっけは、脂の乗り具合が絶妙で、焼き加減が非常に丁寧。
外はパリッと香ばしく、中はしっとりと仕上がっており、素材そのものの旨味が際立っています。
また、ご飯には北海道のブランド米が使用され、ふっくらとした食感と自然な甘みが印象的です。
薬味や出汁の使い方も繊細で、和食ならではの「素材を生かす」という哲学が随所に感じられました。
プレゼンテーションとサービス
「ほっけのひつまぶし」は、木製の器や添えられた小鉢など、視覚的にも楽しませてくれる盛り付けが印象的でした。
和食の美学を感じさせる一品で、ひとつひとつの要素が丁寧に作り込まれていることが伝わってきます。
また、スタッフのサービスも非常に良く、料理の説明やおすすめの食べ方を丁寧に教えてくれるのが嬉しかったです。
温かみのある接客が、朝のひとときをより特別なものにしてくれました。
ちなみにお子様連れにも優しい旅館でした。
価格とコストパフォーマンス
「ほっけのひつまぶし」の価格は約3000円程度です。
朝食としてはやや高めの設定ですが、その内容とクオリティを考えると妥当に感じました。
新鮮な素材と洗練された調理、そして贅沢な味わいを考えると、ここに宿泊してよかったです。
温泉もすごかったですしね。
全体の感想
夏下冬上の「ほっけのひつまぶし」は、北海道の味覚と和食の技法が見事に融合した一品でした。
一皿で何通りもの味わいを楽しめる工夫や、素材の良さを生かした調理、そして丁寧なサービスが、特別な朝食体験を提供してくれます。
札幌で朝食を楽しむ際には、ぜひ夏下冬上を訪れてみてください。
この「ほっけのひつまぶし」は、北海道の自然の恵みを体感できる素晴らしい選択肢です。
朝から贅沢なひとときを過ごせること間違いなしです。
そして、いよいよ北海道も最終日です。
ああ、明日の今頃には名古屋ですね。
ごちそうさまでした。
ありがとうございました。